三軒茶屋という街は、頻繁に映画・TV・専門誌・週刊誌と様々な媒体に取り上げれ、都民ならずとも認識がある方も多いかもしれません。
そして、多くの日本人に知られているであろう、この街の深い部分にある面白さは、未だにメディアでも伝わりきれてないのかもしれません。
この街の面白さとは、不思議なエネルギーを放つ空気感ではないでしょうか。
土日ともなれば観光地並みに多くの人が集う街でもありますが、小さな商店街の商店が踏ん張って商いを営んでいる街でもあります。
また時に、スーパーマーケットで、スーパーミュージシャンが普通に店員と談笑していたり、時に小さな喫茶店で大御所舞台女優がランチをほおばっていたり、時に飲み屋街では芸人が楽しそうに夜をエンジョイしていたりする姿は、住民なら一度や二度見かけているのだと思います。
だからといって芸能人を追いかけまわすような無粋な住民が見られないことも、この街の不思議な魅力を醸し出していることの一つかもしれません。
声もかけられない芸能人とか、なんだか知名度を認めていないような錯覚も起こすかもしれませんが、知名度を認めないのではなく、そこにいる人を人として認めているような、自然と街が人を受け入れているような、そんな街だと感じる今日この頃です。
おそらく、華やかな人々が闊歩するだけなら、六本木・青山・外苑前・麻布あたりと何ら変わらないでしょう。
しかし、どんな著名人であっても、ひとたび三軒茶屋にたどり着くと、気どりやおごりというものの影が消えていく気がしてならないのは、決して気のせいばかりではなく、三軒茶屋の持つ不思議なエネルギーがあるからかもしれません。
癒えた傷跡のかさぶたがポロリと剥がれ落ち、ツルンと新しく再生した瞬間で三茶民と化してしまうような、不思議な不思議なエネルギーを放つ三軒茶屋ですが、都心にある街としては、斬新で、ホットで、レトロな下町という泥臭いベースがあるのだとも感じられます。
そんな街が進化してきた根源には、三茶という街で右往左往する住人、行き通う多くの若者たち、それらがこの街に多種多様な砂粒を運んでは、踏み固めては新しい道を切り開き、この空気感を作り上げてきたのかもしれません。
この不思議な魅力やパワーを放つ三軒茶屋には、一度ならずと何度でも通ってみることをお勧めします。
訪れるたびに、新しい発見があるかもしれません。是非是非、街の隅々まで楽しんでほしいと思います。
気どってみるならば、“訪れた者だけが発見できる東京下街に溢れるロマン” そんな言葉もフィットする街かもしれません。
2019.06.07追記
この記事は、2011年に開始したサイトの記事を転記しています。
転記記事以外にも記録として残したい記事がたくさんありましたが、
残念ながら復旧できなくなったデータがたくさん残っているのも事実です。
2025.05.19追記
少しづつ復元に近づけていきたかったけど、多分復旧作業は今回が最後かと思います。
心機一転、今だからこそ残せる記録を残していきたいと思います。
リンク切れなど気がついた箇所は、追記や修正したりしていますが、
個人がゆる~く綴ったサイトなどで、気長に見守っていただけることを願っています。
© 2011 東京・三軒茶屋 | ヤングレトロな街並み

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